日本代表・海外組 海外日本人選手

セルティック前田大然に移籍報道再び!プレミア方面から関心。公式戦視察か

前田大然 写真:Getty Images

 セルティック所属のカタールW杯日本代表FW前田大然は今年1月、プレミアリーグ(イングランド1部)サウサンプトンへの移籍が噂されていたが残留。しかしここに来て再びプレミアリーグ移籍の可能性が浮上している。

 同選手は2021年12月、横浜F・マリノスからセルティックへ移籍。今季ここまでスコットランド1部リーグ戦で26試合に出場して7ゴール5アシストをあげるなど、主力選手として活躍。今年1月14日の公式戦でサウサンプトンのスカウト陣が視察に訪れたと報じられている。

 英紙『グラスゴー・タイムズ』は今月上旬、サウサンプトンが依然として前田大然の獲得を狙っていると報道。今月開催の公式戦でも再びスカウト陣を派遣するなど、同選手への関心を強めているという。

 一方、セルティックOBのフランク・マカベニー氏は『グラスゴー・タイムズ』の報道に対して、「サウサンプトンへの移籍は大幅なステップダウンになるだろう。サウサンプトンがプレミアリーグに残留するとは思えないからね」と主張。サウサンプトン移籍の可能性が低いとの見解を示している。

 サウサンプトンは今季ここまでプレミアリーグで26試合を消化。6勝4分16敗と、プレミアリーグ残留圏内の17位ウェストハム・ユナイテッドから2ポイント差の最下位に沈んでいる。

 また前田大然本人は先日、英紙『デイリーレコード』のインタビューおいて自身の去就に言及。「今、将来のことは全く考えていません。セルティックでリーグカップ戦のタイトルを獲得したばかりですけど、今シーズンまだカップ戦とリーグ戦のタイトルが残っています。そのタイトルを獲得することを優先しています」と、目の前の試合に集中する姿勢を強調している。