Jリーグ

【J1リーグ2023】第3節ベストイレブン

鹿島アントラーズ MF佐野海舟 写真:Getty Images

MF:佐野海舟(鹿島アントラーズ)

前節(第2節)は川崎フロンターレ相手に終盤に逆転を許し、悔しい敗戦(1-2)となっていた鹿島アントラーズ。それだけに是が非でも勝利が欲しい、という姿勢が終始見えた今節(対横浜FC3-1)。中でも新戦力のMF佐野海舟は安定した働きで勝利に大きく貢献した。出足の鋭いパスカットや展開力は流石のもの。加えて今節は身体の強さも見せ、自陣からの突破でチャンスを演出する場面も見られた。新たなチームの心臓部として、今後も佐野の活躍から目が離せない。


ヴィッセル神戸 MF山口蛍 写真:Getty Images

MF:山口蛍(ヴィッセル神戸)

普段からボールの供給役として、また敵の侵入を阻む存在としても安定感のある活躍を見せているヴィッセル神戸のMF山口蛍。今節は、さらに攻撃面でも改めて能力の高さを見せてくれた。試合序盤から積極的にエリア付近まで侵入する動きを見せ、FW大迫勇也の先制点をアシスト。90分通して安定したパフォーマンスを発揮し、チームの開幕3連勝に貢献した。


アルビレックス新潟 MF伊藤涼太郎(当時浦和レッズ)写真:Getty Images

MF:伊藤涼太郎(アルビレックス新潟)

前節は、アルビレックス新潟に久々のJ1での勝利をもたらしたMF伊藤涼太郎(対サンフレッチェ広島2-1)。今節もそのゲームメーカーぶりは変わらず、最短距離で敵ゴールに迫れる縦パスなど、効果的なパスを供給し続けた。さらに今節は、冷静にゴールに流し込むミドルで同点弾を決めている。勝ち星を挙げることはできなかったが(対北海道コンサドーレ札幌2-2)、開幕から3戦負けなしと好調のクラブを引っ張る司令塔の活躍に今後も注目だ。


鹿島アントラーズ MF藤井智也 写真:Getty Images

FW:藤井智也(鹿島アントラーズ)

開幕戦、第2節といずれも早い時間で先制点を奪っている今季の鹿島アントラーズ。第3節も早々にFW藤井智也のゴールで先制を果たした。爆発的なスピードが大きな武器の藤井は、この試合得点シーン以外でもそのスピードを大いに発揮。加えてオフサイドで幻となってしまったが、この日2点目かと思われたシーンでは、ゴール前での冷静さも感じさせた。


浦和レッズ FW興梠慎三 写真:Getty Images

FW:興梠慎三(浦和レッズ)

開幕から勝利のなかった浦和レッズは、聖地駒場にセレッソ大阪を迎え、見事に今季初勝利を挙げた(2-1)。中でも今季初スタメンとなったFW興梠慎三は、再三にわたって積極的に相手DFの背後を狙う動きを見せPKも獲得。自身での得点こそなかったが、まだまだ頼れる存在であることを見せつけた。


アビスパ福岡 FWルキアン 写真:椎葉洋平

FW:ルキアン(アビスパ福岡)

前節(第2節)に続き、終了間際の得点により2連勝を果たしたアビスパ福岡(対柏レイソル1-0)。その貴重なゴールを挙げたのがルキアンだ。序盤から柏の猛攻を受けるも、ルキアンはスピードとパワーを発揮し前線でボールを受け続けチームに貢献。そんなルキアンにご褒美と言わんばかりに、終了間際相手のミスもあり絶好の位置にボールがこぼれ、最後はGKの股を抜く見事なゴールでチームに勝利をもたらした。

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名前大島俊亮
趣味:サッカー観戦、ゲーム(スポーツ、シミュレーション、アクションなど)
好きなチーム:Jリーグ全般

サッカーを中心に、スポーツやエンタメなど複数ジャンルを扱うライターとして活動しております。Jリーグを中心に、日本のサッカーファンが楽しめる記事執筆を心がけていきますのでよろしくお願いします。

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