清水エスパルス所属のカタールW杯日本代表GK権田修一が誹謗中傷への怒りをあらわにした後、再び自身のツイッターアカウントを更新している。同選手は今月4日、明治安田生命J2リーグ第3節・V・ファーレン長崎戦後に誹謗中傷メッセージを送るSNSユーザーに警告。6日夜に、清水エスパルスのJ2降格に対する責任や自身の現状を明かした。
権田修一は昨季、キャプテンとして清水エスパルスをけん引。J1リーグ全試合でピッチに立ったものの、チームはJ2に降格。カタールW杯で活躍した同選手に対しては、ツイッター上で多くの批判や誹謗中傷のメッセージが寄せられていた。
その権田修一はカタールW杯終了後、テレビ番組を通じて海外再挑戦の可能性を示唆。ただ今年1月31日までに実現することなく清水エスパルスに残留すると、今季も正守護神としてチームを支えている。
その中、選手本人は今月6日夜に「もちろん降格がキャプテンだった自分の責任なのは重々理解しています」と、J2降格への批判に反応。
「長崎戦は水戸戦、岡山戦後のメッセージに応えて挨拶に行かないつもりでしたが、中には応援してくれる人も居るのでその人達の為に行かせて下さい」と自身の行動について言及した上で、「ちなみに全く病んでないのでご心配なく笑」と強靭なメンタリティーをアピールした。
この権田修一の投稿には、「信じているし頼りにしています」、「これからも応援しています!」、「降格はキャプテンだけの責任ではないです! もし責任を感じるのであれば、今シーズン優勝しましょう!」といった励ましのコメントが殺到。
「ここまで言わせてしまうくらい誹謗中傷があることが問題」、「選手への攻撃はもちろんのこと、他チーム、他サポ、他競技への悪口もあまり良くない」など、誹謗中傷への批判の声もある。
なお権田修一は長崎戦後の4日19時すぎに「素性明かさず俺にメッセージ送って満足かもだけど、俺は相手が誰か分からない。だから本気で応援してる人には(勝てなかったことを)謝るけど、俺もそろそろ我慢限界よ?」とツイート。誹謗中傷メッセージに対して法的措置を講じる構えを見せている。
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