
UEFAヨーロッパリーグ(EL)の舞台で日本人対決が実現するかもしれない。カタールW杯日本代表DF冨安健洋(アーセナル)は今月4日にプレミアリーグ(イングランド1部)ボーンマス戦を控えているが、MF守田英正擁するスポルティングCPとの一戦で先発出場する可能性があると報じられている。
冨安健洋はカタールW杯開催期間中のコンディション不良もあり、昨年12月のリーグ戦再開以降は右サイドバックの控え要員に定着。また先月15日のマンチェスター・シティ戦ではDFベン・ホワイトにかわって先発出場したものの、自らのミスから先制点を献上。マンチェスター・シティ戦後は全3試合でベンチスタートとなったほか、今月1日のエバートン戦では出番がなかった。
英メディア『フットボール・ロンドン』は2日、ボーンマス戦のスタメンを予想。エバートン戦で4-0と勝利したことを踏まえて、「ミケル・アルテタ監督は(エバートン戦から)先発メンバーを大幅に変えるべきではない」と主張。冨安健洋のベンチスタートを予想するとともに、「彼はスポルティングCP戦で出番があると思われる」と綴っている。
アーセナルはリーグ戦25試合を終えて19勝3分3敗。2位マンチェスター・シティに5ポイント差をつけて首位に立っている。ELでもタイトルを狙えるとはいえ、プレミアリーグ制覇を最大目標に掲げているだけに、ボーンマス戦は現状のベストメンバーで挑む可能性が考えられる。
一方、守田英正はカタールW杯後にコンディション不良で出遅れていたものの、今年1月下旬に復帰。ポルトガル1部リーグ戦でコンスタントに先発出場するなど再び定位置を取り戻しているだけに、欧州カップ戦の舞台における日本人対決が期待される。
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