ブンデスリーガ(ドイツ1部)アイントラハト・フランクフルト所属の元日本代表MF長谷部誠は、来季現役続行の可能性が報じられる中、自身の去就について語った。
同選手の今後については、ドイツ・フランクフルトの地元紙『フランクフルター・ルントシャウ』が昨年12月に「2023年3月に彼とクラブ幹部がお互いの目を見て、もう1年というのが意味を持つかどうかを検討する」とリポート。近日中にもクラブ幹部との会談をへて、何らかの決断を下すものとみられる。
ただ今年1月末のバイエルン・ミュンヘン戦でチームを引き分けに導いたこともあり、現地では長谷部誠の現役続行待望論が噴出。英メディア『90min』ドイツ版は「彼にはもう1年プレーしたいという明確な傾向がある」とし、現役引退後にフランクフルト下部組織のコーチを務めることで合意していることもあわせて伝えていた。
そんな中、長谷部誠は自身の今後について言及。今月1日掲載のクラブ公式インタビューにて「今でもこれだけ高いレベルでサッカーができるのは、本当に幸せなことです。20代の若者たちとのポジション争いも楽しんでいますけど、徐々に決断しなければなりません」と、ブンデスリーガでのプレーに対する満足感をあらわにする。
つづけて「最後にもう一度、家族に話してみますけど、もし娘が『ノー』と言えば娘の意見に負けますね」とコメント。家族会議をへて現役続行、または引退の決断を下すことを明かした。
なお長谷部誠に対しては、バイエルン・ミュンヘンOBのバスティアン・シュヴァインシュタイガー氏がバイエルン戦でのプレーを見て「絶対に契約延長!」とコメントを残している。39歳になった今も欧州トップレベルの舞台で十分なパフォーマンスを発揮しているだけに、現役続行を期待する声が高まっている。
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