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香川真司が鎌田大地のドルトムント移籍後押し?年俸8.6億円で合意と報道も

鎌田大地 写真:Getty Images

 ブンデスリーガ(ドイツ1部)アイントラハト・フランクフルト所属のカタールW杯日本代表MF鎌田大地(26)は、フリー移籍によりボルシア・ドルトムントへ加入することで合意に達したと報じられている。そんな鎌田大地をドルトムント移籍へ導いたのは、セレッソ大阪所属の元日本代表MF香川真司(33)であるかもしれない。

 鎌田大地はフランクフルトとの契約が今年6月までである中、今月中旬になって「彼は契約延長に応じない方針を固めた」と現地ジャーナリストのニコロ・スキラ氏がリポート。同選手にはリバプールやニューカッスル・ユナイテッド、バルセロナなど10以上のクラブからの関心が伝えられていた。

 そんな中、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が23日に「ボルシア・ドルトムントは鎌田大地との契約に近づいている。間もなく正式にサインを交わす可能性がある。3クラブからのアプローチにもかかわらず、鎌田大地は5年契約でドルトムントと口頭合意した」とリポート。

 ドイツ『シュポルト』をはじめ複数メディアも、鎌田大地の代理人とドルトムント幹部が契約年数や年俸など詳細について話し合いを行っていると報道。英メディア『HITC』は同選手の年俸が600万ユーロ(約8億6000万円)になると伝えている。

 そんな鎌田大地はカタールW杯終了後に一時帰国。昨年12月28日に元ドルトムント所属選手であるMF香川真司(33)とのツーショット写真をSNSで公開していた。

 また同選手のSNS投稿に対して、ドイツ『RUHR24』は「獲得候補である鎌田大地が、ドルトムントのレジェンドである香川真司と面会した。香川真司はドルトムントのサポーターのみならず、鎌田大地にとってもヒーローだ。彼が鎌田大地獲得プロジェクトでドルトムントを害することはない」とリポート。香川真司が鎌田大地のドルトムント移籍にむけてカギを握っていると主張していた。

 それだけに鎌田大地のドルトムント移籍合意報道をうけて、ネット上でも「香川真司がアドバイスしたのかな?」、「香川真司の話を聞いて決断したのか」といった声が上がっている。