FW:大橋佑紀(湘南ベルマーレ)
前年活躍したFW町野修斗に注目が集まる湘南ベルマーレで、今季のリーグ戦初ハットトリックを決めたのは、FW大橋佑紀だった。1点目、2点目は完璧なお膳立てを受けワンタッチで決めきり、3点目は後ろにぴったり付かれながら倒れず正確にゴールに流し込んだ。昨年決して得点力が高くなかった湘南。それだけに、この大橋の開幕からの活躍は、チーム全体に勢いをもたらすものとなるはずだ。
FW:知念慶(鹿島アントラーズ)
今冬、新加入で鹿島アントラーズに加入したFW知念慶は、京都サンガとの初戦でいきなり見せ場を作った。開幕スタメンの座を掴むと、得点も挙げて勝利(2-0)に貢献。守備でも最終ラインの位置まで戻る場面もあるなど、高い献身性を見せている。期限付きから復帰のFW垣田裕暉など、人材豊富な鹿島でこのままスタメンの座を守り抜くことができるか、今季目が離せない選手の1人だ。
FW:キャスパー・ユンカー(名古屋グランパス)
今冬浦和レッズから期限付きで名古屋グランパスにやってきたFWキャスパー・ユンカーも、この開幕戦で早くも結果を出した。試合開始早々にセットプレーのチャンスからゴールを奪い、オフサイドで幻となってしまったが、DFラインの裏を取りあわや2点目というシーンも作り出して好調ぶりをアピールした。昨2022シーズンは、失点は少ないが得点も少ないという深刻な得点力不足に悩んだ名古屋。ユンカーの加入で一気に上位が見える可能性もある。
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