ブンデスリーガ(ドイツ1部)シャルケ所属のMF上月壮一郎(22)は、今月19日のウニオン・ベルリン戦を欠場。カタールW杯日本代表DF吉田麻也(34)が4試合続けてのクリーンシート達成に貢献した中、トーマス・レイス監督が上月壮一郎の状態について語っている。
かつて京都サンガでプレーしていた上月壮一郎は、今年1月にブンデスリーガでデビュー。先月24日のRBライプツィヒ戦でトップチーム昇格後初ゴールをあげると、右サイドハーフでレギュラーに定着。残留争いのキーマンとして大きな期待を寄せられているが、ウニオン・ベルリン戦ではメンバー外となった。
クラブの発表によると、同選手はウニオン・ベルリン戦前のトレーニングで足首を痛めたとのこと。試合後、レイス監督は「上月壮一郎については、しばらく様子を見るしかない。足首なので(早期復帰は)難しい。正確なことは言えないが、(状態が万全になるまで)あと1週間はかかるかもしれない」と語っている。
シャルケはウニオン・ベルリン戦を0-0で終了。今月26日にはVfBシュツットガルト戦を控えているが、上月壮一郎とカタールW杯日本代表MF遠藤航(29)、DF伊藤洋輝(23)、MF原口元気(31)による日本人対決実現の可能性は低いとみられる。
リーグ戦4試合つづけてスコアレスドローと、得点力不足を露呈しているシャルケ。残留争いのライバルであるVfBシュツットガルトやVfLボーフムとの直接対決を前に、上月壮一郎のコンディションが心配されている。
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