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「三笘薫をアーセナルFWの代役で…」冨安ミスのマンC戦黒星で移籍加速か

三笘薫 写真:Getty Images

 アーセナルは今月15日、カタールW杯日本代表DF冨安健洋(24)のミスもありマンチェスター・シティ戦で1-3と敗北。プレミアリーグ直近3試合で1分2敗と足踏み状態となっていることもあり、現地ではブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC所属MF三笘薫(25)の獲得を望む声がより一層高まっている。

 プレミアリーグ首位を走っていたアーセナルは、今年1月にベルギー代表MFレアンドロ・トロサール(26)ら複数選手を獲得。攻撃陣にさらなる厚みを持たせたが、今月4日のエバートン戦で0-1と敗北。12日のブレントフォード戦でも勝ち切れず、マンチェスター・シティとの直接対決で敗れたことにより、マンチェスター・シティに勝ち点51で並ばれた。

 そのアーセナルの攻撃陣では、左ウイングを本職とするブラジル代表FWガブリエウ・マルティネッリ(21)が年明け以降リーグ戦で無得点と結果を残せていない。

 そんな中、英国の移籍市場に精通するジャーナリストのディーン・ジョーンズ氏は、アーセナルにマルティネッリの代役として三笘薫の獲得を推奨。「アーセナルは今、崖っぷちに立たされている。三笘薫の獲得を考慮すべきだ」

 「彼のパフォーマンスは本当に素晴らしい。それに安い移籍金で獲得可能だ。三笘薫には様々な価値があると私は考えている」とコメントを残している。

 一方、イタリアメディア『カルチョメルカート』は三笘薫の移籍金について「ブライトンは三笘薫を3100万ポンド(約50億円)と評価している。2021年8月に川崎フロンターレに250万ポンド(約4億円)の移籍金を支払ってから、わずか1年半でこれほどの金額になった」と見解を披露。カタールW杯やプレミアリーグでの活躍ぶりを移籍金高騰の要因に挙げている。

 アーセナルがプレミアリーグ制覇へ厳しい状況に立たされる中、再三にわたりアーセナルから関心が伝えられている三笘薫への注目度がさらに高まっている。