Jリーグ アビスパ福岡

福岡・井手口陽介の発言に英紙冷淡「セルティック退団に…」代表復帰熱望も

井手口陽介 写真:Getty Images

 かつてガンバ大阪でプレーしていた元日本代表MF井手口陽介(26)は今月、セルティックからアビスパ福岡へレンタル移籍。セルティックを離れたことに関する同選手のコメントに、英メディアが一斉に反応している。

 井手口陽介は2021年12月にガンバ大阪からセルティックへ完全移籍。しかし加入から3週間後のカップ戦で相手選手から強烈なタックルを受けて膝を負傷。昨年7月に再び負傷すると、2022/23シーズンは公式戦での出場がなかった。

 そんな井手口陽介はアビスパ福岡移籍に際して「セルティックでの日々を振り返って後悔するつもりはありませんが、正直なところ成功だったとは言えません」

 「プレーしていない時でも、トレーニングですべてを出し切るようにしました。セルティックではひとりの選手として成長できたと思いますし、より強くなれましたね」とセルティック時代を回顧。

 すると英紙『ヘラルド』は井手口陽介のコメントに対して「旗手怜央、前田大然、古橋亨梧らがセルティックで成功を収める中、井手口陽介は今シーズン全くプレーすることができず、セルティックから追放されたことに失望していると認めた」と反応。同選手にネガティブな視線を向けている。

 なお井手口陽介は今後の目標について「日本代表でプレーしたいという野心はまだ持っています。以前、ロシアW杯のメンバー入りを逃し、悔しい思いをしたことがありますが、カタールW杯では他の選手と同じように応援していました」とコメント。

 2019年12月のE-1選手権(旧東アジアサッカー選手権)韓国戦以来となる日本代表復帰への思いを明かしている。