アーセナルに所属するノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴール(24)がレアル・マドリード時代を回想した。スペイン『マルカ』が伝えた。
2015年1月に16歳でマドリードへ加わったウーデゴールだが、トップチームでの出場機会を確保できずにヘーレンフェーンやフィテッセとオランダクラブへのレンタル移籍を経験。2019年夏にレンタルで加入したレアル・ソシエダで結果を残して、2020年夏にマドリード復帰を果たしたが、またしてもチャンスをつかめず、2021年冬からはアーセナルでプレーしている。
そのアーセナルでは今季から主将を務め、プレミアリーグ19試合で8ゴール6アシストの数字を残してプレミアリーグ首位に位置するクラブを牽引しているウーデゴールが、マドリード時代を振り返り、チャンスを生かせなかった理由などを回想。また、アーセナルでの満足感も口にした。
「ジダンがカスティージャの監督をしていたころから縁があって、色々と面倒を見てもらっていたから、うまくいくものだと信じたかった。でも、その時にコロナに感染したんだ。2020-21シーズンは最初の2試合に出場したが、完全に回復したわけではなかった。ベストなプレーができず、そのあとはあまりチャンスに恵まれなかった。ほとんどなかったに等しいよ」
「一方で、僕はテレビでレアル・ソシエダを見ていて、まだあの場に居られたかもしれないとも思った。16歳の少年に賭けてくれたマドリードには感謝しかないよ。みんな良かれと思ってやっていることだから、誰も責める気はないけど、落ち着ける場所を探したかったんだ。本当の家を探したかった。ロンドンで見つけたよ」
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