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名古屋シュヴィルツォク、ポーランド復帰秒読みに!ドーピング疑惑も勝訴

ヤクブ・シュヴィルツォク 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグ・名古屋グランパス所属のポーランド代表FWヤクブ・シュヴィルツォク(30)は、ドーピング違反による4年間の活動禁止処分が解除されたとみられている。また同選手にはJリーグ他クラブ移籍の可能性があったが、ポーランド国内では母国復帰に近いと報じられている。

 ポーランドメディア『weszlo』は今月7日に「ドーピングで出場停止処分を受けていたシュヴィルツォクがサッカー界に復帰することができる。我々は、彼がローザンヌのスポーツ仲裁裁判所(CAS)の法廷で勝訴したという情報を耳にした」とリポート。

 シュヴィルツォクのサッカー活動再開の可能性に触れた上で、同選手の去就について「彼にはポーランド1部ザグウェンビェ・ルビンに接触している。またJリーグクラブからも具体的なオファーが来ている」と伝えていた。

 そんな中、ポーランド国内のラジオ局『wroclaw』は「シュヴィルツォクはザグウェンビェ・ルビンに復帰するかもしれない。彼はすでにルビンでメディカルチェックを受けている」とリポート。

 「彼の体内から禁止薬物が検出され、数ヶ月前に4年間の活動禁止処分を受けた。しかし、彼はローザンヌのスポーツ仲裁裁判所(CAS)に上訴。判所は彼に同意した」と、活動禁止処分解除に至るまでの過程も綴っている。

 ポーランドメディア『インテリア・スポーツ』は昨年2月、名古屋グランパスとシュヴィルツォクの契約期間が2024年1月までであると伝えている。アジアサッカー連盟(AFC)が昨年10月にシュヴィルツォクに活動禁止処分を科して以降、名古屋グランパスからの公式発表がない中、同選手の今後に注目が集まっている。