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アーセナル冨安健洋がスタメン復帰へ。エバートン戦敗北でライバルDF酷評

冨安健洋 写真:Getty Images

 プレミアリーグ・アーセナル所属のカタールW杯日本代表DF冨安健洋(24)は、右サイドバックでレギュラー争いを繰り広げている。そんな中、チームは今月4日のエバートン戦で0-1と敗北。現地ではエバートン戦で先発出場していたイングランド代表DFベン・ホワイト(25)のパフォーマンス低下を指摘する声が上がっているほか、冨安健洋のスタメン復帰を求める意見が沸き起こっている。

 冨安健洋は年明け以降、プレミアリーグ全4試合すべてで途中出場。FAカップ2試合で先発出場したとはいえ、右サイドバックのポジション争いでホワイトから後れをとっていた。また今月4日のエバートン戦もホワイトがスタメン出場。冨安健洋は85分にホワイトにかわってピッチに立っていた。

 ただ英メディア『フットボール・ファンキャスト』は、エバートン戦におけるホワイトのパフォーマンスを酷評。デュエル成功率、パス成功率の低さを紹介した上で冨安健洋とのスタメン交代が適切と主張していた。

 すると現地ジャーナリストのチャールズ・ワッツ氏は、自身のYouTubeチャンネルを通じてエバートン戦の回顧を実施。その中で「ベン・ホワイトは本当に難しい時間を過ごした。この前のマンチェスター・ユナイテッド戦もそうだったし、このエバートン戦もそうだった」

 「彼がこれほど長くプレーできたことに驚いている。彼は今シーズン、アーセナルで最も安定したパフォーマンスを見せた選手のひとりであるが、今は明らかにパフォーマンスが低下しており自信も失っている。今月12日のブレントフォード戦で冨安健洋を見ることがあっても、私は驚かない」と、同様の見解を示している。

 プレミアリーグ20試合を終えて、2位マンチェスター・シティに5ポイント差をつけて首位を走っているアーセナル。今月16日にはマンチェスター・シティとの直接対決を控えているだけに、冨安健洋のパフォーマンスが優勝争いの行方を左右するかもしれない。