Jリーグ アビスパ福岡

セルティックMF井手口陽介が福岡移籍か。英紙「G大阪や名古屋は…」

井手口陽介 写真:Getty Images

 セルティック所属の元日本代表MF井手口陽介(26)は、明治安田生命J1リーグ・アビスパ福岡移籍に近いとみられている。そんな中、現地メディアがJリーグ他クラブからの関心や同選手の現状を報じた。

 英紙『デイリーレコード』は「井手口陽介がセルティック退団・母国復帰間近」と見出しをうち、同選手の去就について特集。「アビスパ福岡がレンタル移籍による獲得にむけて、争奪戦で優位に立っている。古巣のガンバ大阪や名古屋グランパスも関心を寄せていると伝えられていたが、交渉が急速に進んだ結果、彼は他クラブへ移籍することになりそうだ」と、アビスパ福岡がJリーグ他クラブとの争奪戦を制した可能性に言及している。

 くわえて「2018年にリーズ・ユナイテッドへ移籍した井手口陽介は、1年後にボールを蹴ることなく退団している。またしてもイギリスで失意に暮れた」と、同選手の過去にも言及。2度続けて海外挑戦に失敗したという見方を示した。

 井手口陽介は2021年12月にガンバ大阪からセルティックへ完全移籍。しかし加入から3週間後のカップ戦で相手選手から強烈なタックルを受けて膝を負傷。今季開幕直前にも再び負傷すると、今季はここまで公式戦で一度もプレーしていなかった。

 また欧州の移籍ウィンドウ最終日である今年1月31日には、オランダ1部フォルトゥナ・シッタートやドイツ2部SpVggグロイター・フュルト移籍の可能性が浮上したものの、実現には至っていなかった。