セルティック所属の日本代表FW古橋亨梧(28)とのポジション争いに敗れたギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキス(28)は、明治安田生命J1リーグ・浦和レッズへの移籍がほぼ確実と報じられている。そんな中、セルティックのアンジェ・ポステコグルー監督もギアクマキス退団の可能性を認めている。
ギアクマキスは昨年12月、セルティックとの契約延長交渉が決裂したことにより今冬移籍の可能性が浮上。セリエA(イタリア1部)サンプドリアなど複数クラブが獲得に乗り出す中、浦和レッズとMLS(アメリカ・メジャーリーグサッカー)アトランタ・ユナイテッドが争奪戦をリードしているとみられていた。
また今月16日には、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が「浦和レッズはギアクマキスの移籍でクラブ間合意に達した」とツイート。
これに対して、ギリシャメディア『SDNA』は24日に「ギアクマキスはアトランタ・ユナイテッドへ移籍することで合意。彼は家族の事情もあり、MLS移籍を望んでいる」と伝えていたが、26日になって「ギアクマキスは浦和レッズ移籍に向かっている。彼はオランダの首都アムステルダムでのメディカルチェックを通過した」とリポート。浦和レッズの支払う移籍金が400万ポンド(約6億4000万円)であることに触れた上で、浦和レッズ移籍が決定的だと伝えている。
するとポステコグルー監督は27日の記者会見にて「ギアクマキスは自分自身のためにいくつかの選択肢を探したいと思っているし、それが彼のやっていることだ。もし、彼が本当に探したいものを見つけ、それがクラブとしてふさわしいものであれば、我々は彼の望むように動くだろう」とコメント。
クラブ名をはじめ具体的な言及こそ避けたものの、同選手のセルティック退団が間近であることを示唆したのだ。
さらに英紙『デイリーレコード』はギアクマキス争奪戦の行方について「アトランタ・ユナイテッド移籍は破談に終わった。ベルギー1部アンデルレヒトをはじめヨーロッパの複数クラブが彼について評価しているが、浦和レッズが最有力候補だ」と綴っている。
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