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元名古屋・齋藤学が豪州移籍!すでに韓国1部退団。元横浜FMコーチと共闘へ

齋藤学 写真:Getty Images

 かつて横浜F・マリノスや川崎フロンターレ、名古屋グランパスなどに在籍していた元日本代表FW齋藤学(32)は、昨年12月に韓国1部・水原三星を退団。Jリーグ復帰の可能性が報じられていたが、新天地は豪州1部のニューカッスル・ユナイテッド・ジェッツFCに決まったようだ。

 齋藤学は昨年6月、名古屋グランパスから水原三星へ完全移籍。加入当初は先発出場の機会が多かったものの、チームの下位低迷とともに8月以降はスーパーサブに降格。それでも10月には手首骨折や足首のじん帯損傷という大怪我にもかかわらず、2部入れ替え戦に強行出場。延長後半終了間際に自らのクロスから勝ち越しゴールを演出し、チームを1部残留導いていた。

 同選手と水原三星の契約には1年間の契約延長オプションが盛り込まれていたものの、昨年11月に契約延長交渉が破談。昨年12月16日に水原三星退団が決まったほか、韓国メディア『SPOTV』が「韓国国内外のすべてのクラブに可能性がある」とJリーグ復帰の可能性を報じていた。

 そんな中、ニューカッスル・ユナイテッド・ジェッツFCは今月24日にクラブ公式ツイッターアカウントにて29秒間の動画を公開。日本国内の風景にくわえて、「SAMSUNG(サムスン)」という文字、それに2020シーズンのJ1優勝セレモニーで喜びを爆発させる川崎フロンターレの選手たちをアップ。「着信! 水曜日の午前8時」と一言添えている。

 2020シーズンに川崎フロンターレでプレーしており、サムスンとの関連性がある選手が齋藤学に絞られることから、クラブ公式のSNS投稿には「齋藤学、豪州移籍か!」、「齋藤学、新天地でもがんばれ!」といった齋藤学に関するコメントが殺到。ニューカッスル・ユナイテッド・ジェッツFCは現地時間24日にも同選手の獲得を公式発表するものとみられる。

 ニューカッスル・ユナイテッド・ジェッツFCは2022/23シーズンの豪州1部リーグでここまで4勝2分7敗。12クラブ中11位に低迷しており、チーム全体の得点数が「11」とリーグ2番目に少ない。また横浜F・マリノス元コーチであり、かつて鹿児島ユナイテッドFCを率いていたアーサー・パパスが2021/22シーズンから監督を務めている。