Jリーグ サンフレッチェ広島

広島と契約更新も…ベン・カリファがトルコ移籍交渉か。スキッベ監督の古巣

ナッシム・ベン・カリファ 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグ・サンフレッチェ広島は、今月12日からトルコ国内でトレーニング合宿を実施。練習試合で元ヴィッセル神戸所属FWルーカス・ポドルスキ(37)や元ガンバ大阪所属FW中村敬斗(22)と対戦したことが話題を呼んでいる。このトルコ合宿には元スイス代表FWナッシム・ベン・カリファ(31)も参加しているが、トルコ国内クラブへ移籍する可能性があるようだ。

 同選手は昨年3月、チュニジア1部のエスペランス・スポルティーブ・ドゥ・チュニスを退団。4月下旬にサンフレッチェ広島へ加入すると、来日1年目の2022シーズンはリーグ戦19試合の先発出場で5ゴールをマーク。天皇杯では全試合に出場したほか、YBCルヴァンカップの優勝に大きく貢献。今年1月4日に2023シーズンの契約更新が正式決定していた。

 しかしトルコメディア『istikbal』の報道によると、ミヒャエル・スキッベ監督の古巣クラブであるトルコ3部エスキシェヒルスポルがベン・カリファ獲得に乗り出しているとのこと。エスキシェヒルスポルの幹部がすでにスキッベ監督に連絡をとっているほか、先週には選手本人とも面会しているという。

 スキッベ監督は過去にシャルケやボルシア・ドルトムントの下部組織やレバークーゼンを指揮。エス2011年7月からおよそ半年間エスキシェヒルスポルを率いていたほか、2015年1月から10カ月間にわたり再びエスキシェヒルスポルの監督を務めていた。

 なおサンフレッチェ広島の外国籍選手では、ベン・カリファの他にもキプロス代表FWピエロス・ソティリウ(29)ら3選手がすでに2023シーズンの契約を更新。一方、ボタフォゴFRへ期限付き移籍していたブラジル人FWジュニオール・サントス(27)は、今月21日にブラジル1部フォルタレーザECへの完全移籍が正式決定している。