セルティックで多くの日本人選手がプレーする中、カタールW杯日本代表FW前田大然(25)は、プレミアリーグ最下位サウサンプトンへの移籍が噂されている。しかし現地ではアンジェ・ポステコグルー監督が同選手の放出を望んでいないとの見方が広まっているようだ。
前田大然は今季ここまでスコットランド1部リーグ戦で20試合に出場して5ゴール5アシストをマーク。決定力不足により批判を浴びながらも、日本代表FW古橋亨梧(28)らとともに攻撃陣の主力選手として活躍しているが、今月14日の公式戦にはサウサンプトンのスカウト陣が同選手の視察に訪れたとみられている。
一方、サウサンプトンは今季ここまで4勝3分12敗とプレミアリーグ最下位に低迷。チーム総得点数がリーグで5番目に少ない「17」であり、攻撃陣の補強が急務となっているほか、クラブ幹部は今年1月の移籍ウィンドウで4名程度獲得予定であることを明らかにしている。
そんな中、イギリス人ジャーナリストのピート・オルーク氏は前田大然の去就について「アンジェ・ポステコグルー監督はセルティック幹部に対して、断りきれないほどの巨額オファーが届かない限り、前田大然を引き留めるよう要求するだろう」
「それに前田大然はセルティックでのプレーに満足しているはず。セルティックも彼を引き留めたいと考えているだろう」とコメント。サウサンプトン移籍の可能性は限りなく低いとの見方を示している。
また英メディア『ギブミースポーツ』は同氏の発言を受けて「プレミアリーグからの関心もあるだろうが、前田大然とセルティックの契約期間が2025/26シーズン終了後まで残っていることを踏まえると、もし関心が高まればセルティックが有利な立場に立つ」
「セルティックのストライカーであるギオルゴス・ギアクマキスは、今月中にセルティックを退団する可能性がある。後釜を確保できなければ、セルティックの前線は手薄になる」と綴っている。
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