ポルトガル1部リーグでは、カタールW杯日本代表MF守田英正(27)をはじめ多くの日本人選手が活躍。かつて柏レイソルでプレーしていたGK中村航輔(27)も、ポルティモネンセの正守護神として好パフォーマンスを発揮していたが、20日開催のリーグ戦では大量失点を喫した。
中村航輔は今月6日に行われたポルトガル1部リーグ・ベンフィカ戦で、前半7分にPKから先制点を許したものの、シュート27本、枠内シュート12本と浴びながらもスーパーセーブを連発。前半18分のPKストップもあり、MOM(マン・オブ・ザ・マッチ)に選出されていた。
またポルトガルリーグ公式サイト『Liga Portugal』の公表データによると、同選手は1試合あたりのセーブ数が4.7本とリーグトップに。欧州で正守護神を務めている日本人選手がほとんどいないこともあり、日本代表復帰待望論が沸き起こっている。
そんな中村航輔は、20日のポルトガル1部リーグ第17節・アウロカ戦でも先発出場。しかし前半6分に先制点を許すと、前半30分には自らのパスミスから失点。後半6分にもロングボールに対する味方選手との連携ミスから失点。後半20分に味方ディフェンダーが退場処分を受けると、後半34分にダメ押しゴールを献上。ポルティモネンセは0-4と敗れている。
同選手が今季リーグ戦で3失点以上を喫したのは、昨年9月10日のスポルティングCP戦(0-4)以来2度目である。それでも採点サイト『Sofascore』では10点満点中「6.7」とチーム内最高評価。退場処分を受けたDFムスタファ・セック(26)をはじめディフェンダー3人が6点以下と厳しい評価を受けている。
中村航輔は2021年1月、柏レイソルからポルティモネンセへ完全移籍。2021/22シーズンまでトップチームでほとんど出番がなかったが、昨年8月末にブラジル人GKサムエル(27)が退団すると9月4日のリーグ戦で今季初先発ながらも無失点で凌ぎ、正守護神に定着している。
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