セルティック所属のカタールW杯日本代表FW前田大然(25)には、プレミアリーグで最下位に沈むサウサンプトンから関心が伝えられている。そんな中、セルティックOBが前田大然の決定力不足を指摘した上で、サウサンプトンを揶揄。アンジェ・ポステコグルー監督が同選手の退団を容認する可能性にも言及している。
セルティックと2026年6月まで契約を残す前田大然については、サウサンプトンが今年1月の獲得上位候補にリストアップしたと、英メディア『スカイスポーツ』が今月上旬に報道。サウサンプトンは今月7日開催のセルティック対キルマーノックの一戦にスカウト陣を派遣するなど、同選手獲得にむけて動いているとみられている。
そんな中、セルティックのレジェンドであるフランク・マカヴェニーは英メディア『フットボールインサイド』のインタビューに対応。「プレミアリーグのクラブが彼に興味を示しているのは素晴らしいことだと思う」
「彼は何度かチャンスを逃しているが、彼の才能に異論はないだろう。彼の熱意やチームメイトとの連携、仕事量に異論はないだろう。それらの要素がすべてかみ合っている」と、前田大然に対して一定の評価を与えている。
ただ一方で「彼はハードワークするが、あまりにも多くのチャンスを逃している。サウサンプトンはああいう選手が好きなんだ」と、皮肉を込めてサウサンプトン移籍報道に言及。
「彼が退団しても私は驚かない。プレミアリーグ移籍ならば、ポステコグルー監督が彼の邪魔をすることはないだろう。ポステコグルー監督は今年1月に誰も売りたくないと思っているだろうけど、相応の移籍金が提示されたら彼は退団するだろう」と自身の見解を述べた。
なお前田大然は今季ここまでスコットランド1部リーグ戦で19試合に出場して5ゴール5アシストをマーク。持ち前のスプリント能力による守備面でのハードワークが評価される一方、以前から決定力の改善を求める声が上がっていた。
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