明治安田生命J1リーグの浦和レッズは、カタールW杯日本代表FW前田大然(25)擁するセルティックからギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキス(28)の獲得することが確実とみられている。その一方で、ギアクマキス加入の場合にオランダ人FWアレックス・シャルク(30)が浦和レッズを退団するという見方があるようだ。
ギアクマキスの獲得レースには浦和レッズやサンプドリアの他にもロシア、ドイツ、アメリカ、中東のクラブも参戦していると伝えられると、フランス2部ボルドーが移籍金300万ユーロ(約4億2000万円)によるオファーを提示したとフランス紙『レキップ』が12日に報道。
英メディア『スカイスポーツ』イタリア版は「ギアクマキスは欧州でのプレー続行を望んでいる」とした上で「サンプドリアと個人合意に達した」とリポート。「セリエA残留時に買い取り義務の発生するレンタル移籍」という条件でオファーを提示したサンプドリアとセルティックが合意に至っていないとはいえ、一時は浦和レッズの同選手獲得は厳しいという見方が広まっていた。
しかし英紙『デイリーレコード』が14日になって「ギアクマキスは浦和レッズと条件面で合意。巨額の資金を投入して、彼を獲得した。彼はすでに日本に向かっている」と速報。個人合意を取り付けたことにより、浦和レッズが複数クラブとの争奪戦を制したとみられている。
そんな中、オランダ紙『BN DeStem』の記者が「ギアクマキスの浦和レッズ移籍は確実だ。その結果、(公式戦で起用可能な外国人枠である5名よりも)一人多くなった。浦和レッズに選手放出の動きが出ている」
「NACブレダは最大限の努力をし、アレックス・シャルク獲得にむけての動きを待っている」とツイート。オランダ2部NACブレダがシャルクの獲得に動く可能性があると主張したのだ。
浦和レッズはシャルクとギアクマキスの他に、元デンマーク代表DFアレクサンダー・ショルツ(30)、オランダ人FWブライアン・リンセン(32)、元スウェーデン代表MFダヴィド・モーベルグ(28)を抱えている。
またノルウェー1部FKボデ/グリムトからノルウェー人DFマリウス・ホイブロテン(27)を獲得することがほぼ確実と伝えられており、シャルク残留時には外国人6名体制で2023シーズンに臨むことになる。
なおシャルクは昨年12月に『Gegenpressing Podcast』のインタビューにて、自身の去就に言及。浦和レッズとの契約期間が2023シーズン終了後までであることや、古巣NACブレダの幹部に接触したことを明かしている。
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