ブンデスリーガ・VfLボーフム所属の日本代表FW浅野拓磨(27)は、カタールW杯の舞台で活躍。ドイツ戦で値千金の決勝ゴールを挙げたこともあり、トルコ1部の強豪ベシクタシュが同選手の獲得に乗り出しているようだ。3日、トルコメディア『SISLI Gazetesi』が報じている。
浅野拓磨は2021年6月にVfLボーフムと2024年6月までの3年契約を締結。ブンデスリーガ復帰1年目から攻撃陣の主力選手として活躍している。また昨年9月10日のシャルケ戦で右膝の内側側副靭帯を断裂。戦線離脱を余儀なくされたものの、11月17日の強化試合・カナダ戦で復帰。23日のドイツ戦で途中出場から逆転ゴールをあげるなど、カタールW杯本大会で本来のパフォーマンスを発揮した。
『SISLI Gazetesi』の報道によると、ベシクタシュのシェノル・ギュネシュ監督は前線の補強を望む中、浅野拓磨とチェルシーに所属するモロッコ代表MFハキム・ツィエク(29)の獲得をクラブ幹部に要望。幹部も指揮官のリクエストを受け入れ、両選手の獲得調査を行っているという。
またトルコメディア『ファナティック』は昨年12月、ベシクタシュがすでにVfLボーフムに浅野拓磨の獲得オファーを提示していると報道。VfLボーフムは移籍金として400万ユーロ(約5億8000万円)を要求しているほか、ベシクタシュ以外のクラブからも同選手に関する問い合わせが届いているという。
なおドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』は、浅野拓磨の市場価値がカタールW杯後に300万ユーロ(約4億2000万円)から400万ユーロ(約5億7000万円)へ上昇したと伝えている。
ベシクタシュは今季のトルコ1部リーグ15試合を終えた時点で、首位フェネルバフチェから9ポイント差の5位に甘んじている。それだけにカタールW杯で結果を残した2選手を、シーズン後半戦の巻き返しにむけて必要なピースであると考えているようだ。
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