かつて明治安田生命J1リーグ・FC東京に在籍していたDFブルーノ・ウヴィニ(31)は今月7日、ブラジル1部昇格組のグレミオに加入している。そんなウヴィニがFC東京の対応を強く批判した。ブラジルメディア『Zona Mista』が同選手の言葉を伝えている。
かつてトッテナム・ホットスパーやナポリに在籍していたウヴィニは、昨年1月にFC東京へ加入。しかし、昨季のJ1リーグでわずか2試合の出場にとどまると今季は選手登録外となり、8月末にFC東京と契約解除で合意。3カ月以上の無所属期間をへて、グレミオと1年契約を結んでいる。
『Zona Mista』が伝えたところによると、FC東京はウヴィニに対して減俸での契約更新を一方的に要求したとのこと。同選手から契約更新を拒否されたことにより、今季の登録メンバーから外したという。
このFC東京の対応についてウヴィニ本人は「想像できるか?子供の時から愛し続き、ずっとやってきたサッカーができない状態になっていたんだ。希望を失い、心配の日々が続いていたよ」
「家族、友達など、僕のことが大好きな人たちがプレーする僕の姿を待っているのに、(チャンスが与えられないことによって)自分はそれに応えられないんだよ!」と怒りをあらわにしている。
またグレミオと契約を結んだことについて「グレミオから連絡が来た時、”もう一度自分の好きなこと(サッカー)やれる”、それしか考えていなかったよ。自分の人生には素晴らしい瞬間がたくさんあったけど、これは一生に一度のチャンスだと思っている。誇りだね」とコメントを残している。
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