ヴィトーリア・ギマランイス(ヴィトーリアSC)所属の日本代表DF小川諒也(26)は、レンタル打ち切りによるFC東京復帰の可能性が取りざたされている。そんな中、ヴィトーリアSCの副会長が来年1月の補強計画を明かすとともに、小川諒也の現状に言及した。28日、ポルトガル紙『O JOGO』が伝えている。
小川諒也は今年5月、100万ユーロ(約1億4000万円)の買い取りオプションが付いた1年間の無償レンタルによりヴィトーリアSCへ移籍。しかし今季のポルトガル1部リーグ戦で出場機会が限られると、ポルトガル紙『ア・ボーラ』は今月15日に「小川諒也はこの冬にヴィトーリアSCを退団する。日本に戻るかもしれない」と、FC東京復帰の可能性を報道。21日には3部リーグで戦うセカンドチームへの合流が伝えられていた。
ヴィトーリアSCは左サイドバックの強化にむけて、リオ・アヴェ所属DFペドロ・アマラウ(25)の獲得を狙っているとみられている。その中、ヴィトーリアSCの副会長は『O JOGO』のインタビューでアマラウ獲得の可能性を問われると「興味深い選手だ」と語るにとどめている。
また左サイドバックの現有戦力について「左サイドバックは手を加えることが可能なポジションだ。我々はフォンソ・フレイタス、エルデル・サ、小川諒也に満足しているが、小川諒也については当然ながら全く異なる文化に適応するのに問題を抱えている」とコメント。小川諒也がプロキャリア初となる海外挑戦で厳しい状況に置かれていることを明かした。
『ア・ボーラ』から「初めての海外経験ということで、様々な問題に直面している。ポルトガルのサッカーに適応するのに苦戦している」と厳しい評価を受けていた小川諒也。果たして今月30日のポルトガル1部リグ再開初戦でプレーすることはあるのだろうか。
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