かつて明治安田生命J1リーグ・柏レイソルでプレーしていたGK中村航輔(27)は、カタールW杯日本代表選出こそ叶わなかったが、所属先のポルティモネンセで正守護神として活躍。ポルトガル紙『O JOGO』のインタビューで自身の現状を語っている。
同選手は昨年1月に柏レイソルからポルティモネンセへ完全移籍。昨季まではほとんど出場機会がなかったが、今年8月末にブラジル人GKサムエル(27)がポルトへ完全移籍したことにより9月4日のプリメイラリーガ(ポルトガル1部)第5節・ファマリカン戦以降はリーグ戦全試合でフル出場している。
そんな中村航輔は今月下旬に『O JOGO』のインタビューに対応。1年8カ月にわたりバックアッパーとして過ごした後、正守護神の座をつかんだことについて感想を問われると「ポルティモネンセ移籍という選択は間違っていなかったと思います。僕個人的な考えですけど、人生にはつねにポジティブな面と、あまり嬉しくない面がありますしね。今はとても幸せですよ」とコメント。
「ひとりの選手として、監督の要求に応えてチームを助けるためにハードワークしないといけません。フィジカル面でもメンタル面でもいい感じですし、(公式戦でのパフォーマンスに)手応えを感じています」
「ヨーロッパで(自分のプレーの)レベルを維持して、ポルティモネンセで強力な存在であり続けたいですね」と充実感をのぞかせたほか、今後の目標も語った。
なお『O JOGO』は中村航輔とポルティモネンセの契約内容を報道。これによると、契約期間が2025年6月までであるほか、4000万ユーロ(約56億6000万円)の契約解除条項が盛り込まれているという。
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