セルティック所属のFW古橋亨梧(27)は、かつて明治安田生命J1リーグ・ヴィッセル神戸で元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(38)と一緒にプレーしていた。そのイニエスタが元サガン鳥栖所属であるフェルナンド・トーレス(38)らとともに古橋亨梧を一人前の選手として認めた。22日、英紙『デイリーレコード』が伝えている。
古橋亨梧は2018年夏にFC岐阜からヴィッセル神戸へ完全移籍すると、2019シーズンから前線でレギュラーに定着。イニエスタや元スペイン代表のダビド・ビジャ(40)などスター選手とともに活躍し、天皇杯優勝に大きく貢献した。そして昨年7月にセルティックへ完全移籍すると、スコットランドでもゴールを量産している。
そんな古橋亨梧のプレーをそばで見てきたイニエスタは、これまで一緒にプレーして良かった選手を聞かれると「僕は最高の選手たちと一緒にプレーする機会に恵まれたんだ。例えばサミュエル・エトー、ティエリ・アンリ、ルイス・スアレス、ダビド・ビジャ、フェルナンド・トーレス。日本では古橋亨梧との関係がとても良かったよ」
「大事なのはお互いのプレーや特徴、マークを外したり、パスを出すタイミングを把握することなのさ」と回答。バルセロナやスペイン代表でチームメイトだったスーパースターにくわえて、古橋亨梧の名前も挙げたのだ。
また『デイリーレコード』はイニエスタのコメントをうけて「古橋亨梧は、レジェンドのアンドレス・イニエスタから上品な賛辞を贈られた。両選手はヴィッセル神戸在籍時に実りある関係を築いていた」と綴っている。
なお古橋亨梧は今年9月にスペイン紙『エル・ムンド』の取材に応じた際、イニエスタやビジャから学んだことを聞かれると「たくさんありますよ。サッカーでは、情熱や振る舞いといったところですね」
「でも彼らと一緒にいることで、ピッチの外でもいろいろと学ぶことができました。ふたりとも偉大ですし、僕にとても良くしてくれたので、彼らに敬意を抱いています」と語り、両選手に敬意を表していた。
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