明治安田生命J1リーグ・京都サンガ所属のブラジル人FWパウリーニョ・ボイア(24)には、来年1月にも母国復帰の可能性があるようだ。22日、ブラジルメディア『Superesportes』が伝えている。
パウリーニョは今年1月にブラジル1部サンパウロからウクライナ1部メタリストへ完全移籍も、国際サッカー連盟(FIFA)の特例措置により2カ月後にブラジル1部アメリカ・ミネイロへレンタル移籍。5月以降はコンディション不良により公式戦全試合でメンバー外となると、今年8月10日にメタリストから京都サンガへレンタル移籍により加入していた。
その京都サンガでは9月7日の天皇杯準々決勝・東京ヴェルディ戦でデビューすると、いきなり2ゴールをマーク。J1リーグでも9月14日の第26節・横浜F・マリノス戦以降ほぼ全試合でプレーしたが、一度もスタメンに名を連ねることはなくシーズンを終えている。
『Superesportes』の報道によると、パウリーニョには古巣のアメリカ・ミネイロが関心を寄せているとのこと。アメリカ・ミネイロは先月に同選手の代理人と交渉を行ったものの、選手本人からの反応がなかったため、現在交渉はストップしているという。
それでもアメリカ・ミネイロは依然としてパウリーニョを獲得候補に含めている模様。『Superesportes』は「アメリカ・ミネイロは交渉再開に向けて、京都サンガからのリリースと選手本人からのポジティブな反応を待っている」と綴っている。
なお京都サンガの外国籍選手では、元ナイジェリア代表FWピーター・ウタカ(38)が契約満了により退団。ウタカにかわるストライカーとして、ガンバ大阪を契約満了により退団したFWパトリック(35)を獲得している。
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