かつて明治安田生命J1リーグ・サンフレッチェ広島やアビスパ福岡に在籍していた元スウェーデン代表DFエミル・サロモンソン(33)は、現在スウェーデン1部IFKヨーテボリに所属。母国でプレーを続ける中、日本史を勉強している。
同選手は2019シーズンにサンフレッチェ広島でプレーしたほか、2020シーズンから2年間にわたりアビスパ福岡の主力選手として活躍。日本文化への高い関心によりJリーグファンから支持を得ていたほか、昨年11月には沖縄県営平和祈念公園やひめゆりの塔を訪問。沖縄戦について学ぶと「20万人以上が亡くなったと推定されていて、その半数近くが民間人だ。僕は地元の人々、特にひめゆり学徒隊の勇敢さについて多くのことを学んだ。彼らの犠牲が決して無駄になりませんように。平和のためにみんなで頑張ろう」と投稿し、注目を浴びていた。
そんなサロモンソンは17日、自身のツイッターアカウントを更新。「今度は大学の講義で日本史を勉強する時が来たよ」と綴ると、英語で書かれた日本史の教科書の一部を公開。ページをめくっている姿をアップしており、徳川幕府について説明が書かれている。
また日本のSNSユーザーから「何を学んでいるんですか?」と質問を受けると、「歴史だよ。将来は教師になって歴史を教えたいんだ」と回答。現役引退後のキャリアプランの一部を明かした。
なおサロモンソンは今年1月、IFKヨーテボリに復帰。今シーズン中盤まで右サイドバックのバックアッパーに甘んじていたが、9月以降はスウェーデン1部リーグ全試合でフル出場。リーグ戦30試合中12試合の先発出場でシーズンを終えている。
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