ラ・リーガ アトレティコ・マドリード

アトレティコ、W杯で評価上昇のフィオレンティーナMF獲得検討も…

ソフィアン・アムラバト 写真:Getty Images

 アトレティコ・マドリードが、フィオレンティーナに所属するモロッコ代表DFソフィアン・アムラバト(26)の獲得に興味を持っているようだ。イタリア『ラ・レプブリカ』が伝えた。

 下部組織から育ったユトレヒトでプロキャリアをスタートさせたアムラバトは、フェイエノールトやクラブ・ブルッヘ、エラス・ヴェローナを経て、2020年夏にフィオレンティーナに移籍。守備的MFをメインに今季はここまで公式戦20試合に出場している。

 現在開催されているカタール・ワールドカップ(W杯)のモロッコ代表メンバーに選出され、全6試合に出場するなどアフリカ勢初のベスト4進出に大きく貢献したアムラバトに対して、アトレティコが獲得を検討している模様。フィオレンティーナも放出を否定していないが、高額なオファーが舞い込めばゴーサインを出すようだ。

 ただ、モロッコ代表MF獲得に向けてトッテナムが移籍金5000万ユーロ(約72億4000万円)を支払う可能性があるという。今季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でグループステージ敗退したことから、金銭面に問題あり、アトレティコにとっては実現不可能な金額になっている模様だ。