Jリーグ アビスパ福岡

福岡ルキアンが残留示唆「来季クラブにとって…」磐田でJ2得点王も今季不振

ルキアン 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグのアビスパ福岡に所属するブラジル人FWルキアン・アラウージョ(30)が、来季にむけての意気込みを語っているが、同時にアビスパ福岡残留の可能性をほのめかした。14日、ブラジルメディア『VAVEL』が伝えている。

 同選手は2019年7月からおよそ2年半にわたりジュビロ磐田でプレー。昨季リーグ戦で22ゴールをあげてJ2得点王に輝くと、アビスパ福岡へ完全移籍により加入していた。しかし今季は序盤から得点力不足に陥ると、5月以降はベンチ要員に降格。7月以降にレギュラーの座を奪い返したが、J1リーグで3ゴールと本領発揮とはならなかった。

 そんなルキアンは母国メディアのインタビューに応じた際、来季の目標を聞かれると「来季に向けて良い期待感を持って過ごしているし、モチベーションは高いね。来季は僕個人にとってもクラブにとっても、(今季よりも)さらに良いシーズンになると信じている。もっといい成績を残せるように頑張るよ」

 「来季に向けて強力なメンバーが揃い、目標を達成できると信じている。その目標達成のために一生懸命戦うつもりだ」とコメント。

 『VAVEL』は同選手のコメントをうけて「ルキアンはすでにアビスパ福岡での来季を見据えている。本人曰く、目標はチームで良い結果を残すことだ」と綴るなど、アビスパ福岡残留の可能性に触れている。

 なおアビスパ福岡の外国籍選手では、ベルギー人MFジョルディ・クルークス(28)がセレッソ大阪へ完全移籍。スペイン人FWフアンマ・デルガド(32)が完全移籍によりV・ファーレン長崎へ復帰している。