明治安田生命J1リーグ・川崎フロンターレ所属の元ブラジル代表FWレアンドロ・ダミアン(33)は、昨年から度々ブラジル1部SCインテルナシオナル復帰が噂されていたが、今冬残留をほのめかすコメントを残したほか、日本でのプロ生活に満足しているようだ。14日、ブラジルメディア『ランセ』が伝えている。
ダミアンは中東やMLS(メジャーリーグサッカー)からのオファーが伝えられる中、昨季終了後に川崎フロンターレと契約更新。複数のブラジルメディアは同選手と川崎フロンターレの契約期間が2023シーズン終了後までと報じている。
またブラジルメディア『UOL』は先月、SCインテルナシオナルの補強ポジションが前線であることを指摘した上で「2023年でのダミアン再獲得にむけて調査している」と報道。
これに対してSCインテルナシオナルの専門誌『Revista Colorada』は「川崎フロンターレとの現行契約では、パフォーマンス次第で月給が最大200万レアル(約5000万円)に及ぶ。彼は川崎フロンターレとの契約を全うしたいと思っている。この冬に彼がSCインテルナシオナルに復帰する可能性はほとんどない。」と伝えていた。
そんな中、『ランセ』は今年12月14日でダミアンの川崎フロンターレ移籍からちょうど4年が経過したことを特集。川崎フロンターレでの実績を紹介した上で「当時、補強の目玉として注目を集めたダミアンは、間違いなく川崎フロンターレや日本サッカー界を代表するストライカーのひとりとしての地位を確立してきたと言える」と綴っている。
その上でダミアンのコメントを掲載。これによると同選手は「日本でのサクセスストーリーを築くことができて、とてもうれしいよ。日本人は礼儀正しく、平和的で、ブラジル人をとても大切にしてくれるんだ」
「仕事も生活もしやすい場所であり、すべての面においてプロフェッショナルだ。再び素晴らしいシーズンを送り、ゴールを決め続け、ファンの皆さんに喜びを与えたいと思います」と語ったとのこと。Jリーグでのプロキャリア対する満足感をあらわにしたほか、来季も日本でプレーする意向を明かしたとのことだ。
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