FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)ら擁するアルゼンチン代表は14日、FIFAワールドカップ・カタール大会(カタールW杯)準決勝でMFルカ・モドリッチ(レアル・マドリード)ら擁するクロアチア代表に勝利。インターネットテレビ局『ABEMA TV』で放送されたメッシとFWフリアン・アルバレス(マンチェスター・シティ)のインタビューが放送事故だと話題を呼んでいる。
アルゼンチン代表は34分にメッシのPKで先制すると、5分後にアルバレスが追加点を奪取。準々決勝までの2試合をPK戦まで戦っていたクロアチア代表選手が疲労の色を見せる中、69分にもアルバレスがゴールネットを揺らして3-0と勝利。36年ぶりのW杯優勝へ王手をかけた。
アルゼンチン代表対クロアチア代表の『ABEMA TV』の生中継には、元日本代表監督の岡田武史氏やお笑いコンビ「霜降り明星」のせいやさん、南葛SC所属の元日本代表MF今野泰幸(39)、ヴィッセル神戸所属の元日本代表DF槙野智章(35)がスタジオ出演。テレビ朝日の三谷紬アナウンサーが司会進行を務めていた。
試合後インタビューには2ゴールをあげたアルバレスが登場。しかし現地音声をもとにした通訳で「キチガイ」という放送禁止用語が発せられると、三谷紬アナウンサーが「一部不適切な表現がありました。失礼いたしました」と謝罪。スタジオの雰囲気が一瞬凍り付いた後、槙野智章や今野泰幸らが苦笑いを浮かべていた。
しかし直後に放送されたメッシのインタビューでも冒頭の質問で「どうですか?このキチガイのような皆の喜びは?」と通訳されると、せいやさんが両手を広げながら苦笑。インタビュー終了後には「ちょっと不適切な表現が…ちょっと心配で話聞いていなかったです」とコメントを残している。
この一連の流れはツイッター上で拡散されると、「放送禁止用語連呼はまずいな」、「通訳さんしっかり」、「三谷紬アナかわいそう…」といったコメントが殺到。「キチガイ」や「放送禁止用語」がトレンド入りしている。
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