明治安田生命J1リーグ・横浜F・マリノス所属のブラジル人MFマルコス・ジュニオール(29)は、契約延長で残留の可能性がある一方、母国復帰の可能性も取りざたされている。そんな中、ブラジル国内では同選手を巡る争奪戦がより一層激しさを増しているようだ。2日、ブラジルメディア『Esmeraldino』が伝えている。
同選手の去就については、ブラジルメディア『グローボ』が先月6日に「彼と横浜F・マリノスの契約期間は来年1月までである」と報道。『Torcedores』は同選手の代理人が横浜F・マリノスと契約延長交渉を行ったほか、ブラジル1部昇格組のグレミオ幹部とも会談したと伝えていた。
またブラジル国内ラジオ局『Difusora 890AM』は先月11日になって、ブラジル1部フルミネンセ復帰の可能性を報道。事前契約を結ぶために、フルミネンセの次期会長候補自らが選手サイドにコンタクトをとったとみられている。
契約満了による横浜F・マリノス退団の可能性がある中、『Esmeraldino』は「ブラジル1部ゴイアスがマルコス・ジュニオール獲得にむけて交渉を進めている」と報道。記事内では、同選手と横浜F・マリノスの契約が今季限りであると紹介されているが、交渉の進展具合やオファーの内容については触れられていない。
なおマルコス・ジュニオールは、2019年にフルミネンセから横浜F・マリノスへ完全移籍。来日1年目から2桁ゴールを挙げてクラブのJ1優勝に貢献すると、昨季まで攻撃陣の中心選手として活躍。ただ今季は日本代表FW西村拓真(26)とのポジション争いで後れをとると、リーグ戦で11試合のスタメン出場に終わっていた。
またJ1リーグ最終節・ヴィッセル神戸戦の2日後には自身のインスタグラムアカウントに東京都内のビル街の風景をアップ。「日本での最後の日」と投稿すると、横浜F・マリノスサポーターから残留を望むコメントが殺到している。
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