グループC
目指すは悲願の優勝アルゼンチン、試合巧者ポーランド
- 1位:アルゼンチン
- 2位:ポーランド
- 3位:メキシコ
- 4位:サウジアラビア
第1戦を落としたアルゼンチンに暗雲が立ち込めたが、しっかりリカバリーし、1位通過を果たした。エースのリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)を中心とした攻撃陣の活躍が決勝トーナメントでも鍵となる。
得失点差によって、2位通過はポーランド。第3戦はある意味ギャンブル采配となったが、守備に徹し攻撃はしない選択を取ったことによって、決勝トーナメント進出を果たし試合巧者ぶりを発揮した。
あと数歩のところで決勝トーナメント進出を果たせなかったメキシコ。第1戦で勝ち切ることができていれば、9大会連続決勝トーナメントがみえた。
カタールW杯におけるベストジャイアントキリングチームは、日本ではなくサウジアラビアである。第1戦でアルゼンチンを2-1で撃破。アルゼンチン戦で見せた攻撃の圧力を維持し続けることができれば、決勝トーナメントはすぐそこだった。
グループD
守備面に課題が残るフランス、復活を遂げたオーストラリア
- 1位:フランス
- 2位:オーストラリア
- 3位:チュニジア
- 4位:デンマーク
守備面で多少の不安を残すも、盤石な強さで1位通過を決めたフランス。「優勝チームは次の大会ではグループリーグで敗退する」というジンクスを、ものともしなかった。キリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン)を筆頭に攻撃陣に期待がかかる。守備面を調整できれば、間違いなく優勝が見えてくるチームである。
第2戦以降、守備面の改善が素晴らしいオーストラリアが16年振りの決勝トーナメント進出を決めた。第2、3戦をともに1-0で勝利する力はチーム戦術が確立された証拠であろう。
第3戦でフランスを破るも、おしくもグループリーグ敗退となったチュニジア。チーム力は間違いなくベスト16に匹敵する。
クリスティアン・エリクセン(マンチェスター・ユナイテッド)率いるデンマークは、3試合で1得点しか挙げることができず、本来の攻撃を発揮せずに大会を去ることとなった。
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