日本代表はMF遠藤航(VfBシュツットガルト)は、27日のFIFAワールドカップ・カタール大会のグループリーグ第2戦コスタリカ戦でフル出場。右ひざ痛によりコスタリカ戦翌日の練習を欠席している。DF冨安健洋(アーセナル)やDF酒井宏樹(浦和レッズ)と主力選手の怪我が相次ぐ中、コスタリカ戦でMF柴崎岳(レガネス)を先発起用しなかった点で森保一監督が再び批判にさらされている。
遠藤航は脳震とうの影響が考慮される形で、17日の強化試合・カナダ戦を欠場。23日のドイツ戦でフル出場し、森保ジャパンの大金星に貢献していた。ただコスタリカ戦でのスタメン入りには、試合前から「遠藤航はターンオーバーできないんだな」、「遠藤航の疲労が心配…」といった声が上がっていた。
そんな遠藤航は、コスタリカ戦後に右ひざの検査を受けたとのこと。同選手の状態に関して、29日午前7時の時点で日本サッカー協会(JFA)からの公式発表がないものの、スペイン戦欠場の可能性も考えられる。
一方、日本代表がコスタリカ相手に0-1と敗れた後にはツイッターで「なぜこの展開で柴崎岳を使わなかった?」、「引いて守る相手に柴崎岳がほしかった…」、「縦パス入れられる柴崎岳を投入しなかった時点で采配ミス」といった声が噴出。DF吉田麻也(シャルケ)やDF伊藤洋輝(VfBシュツットガルト)に批判が集中する中、SNSユーザーの関心は柴崎岳の起用法にも集まっていた。
それだけに遠藤航負傷の一報に対しても「やっぱり柴崎岳をコスタリカ戦で使うべきだった」、「引いた相手には柴崎岳だったな」、「守田英正、柴崎岳でコスタリカ戦はいけたのに…」といった森保采配への批判が殺到。
「ボールを握るスペイン代表に柴崎岳は相性悪い」、「柴崎岳は攻撃面抜群でもプレス合戦になったら不安要素残る」と、スペイン国内でプレーしている柴崎岳の不安材料を指摘するSNSユーザーも一定数見受けられる。
また遠藤航のスペイン戦欠場の可能性に対しては「遠藤航がいないと、ダブルボランチは守備力に欠ける」、「スペイン戦はボール持てないから遠藤航必要なのに…」といった悲観的な声が数多く上がっている。
コスタリカ戦黒星により、一転してグループリーグ突破へ厳しい状況に立たされた日本代表。主力選手の相次ぐ負傷をうけて、森保一監督がスペイン戦前のどのような決断を下すのか注目が集まる。
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