明治安田生命J1リーグ・横浜F・マリノス所属のブラジル人MFマルコス・ジュニオール(29)は、今季限りで契約満了になるとみられている。そんな中、ブラジル国内クラブが同選手の獲得にむけて交渉を進めているようだ。8日、『Torcedores』をはじめ複数のブラジルメディアが報じている。
マルコス・ジュニオールの去就については、ブラジルメディア『グローボ』が今月6日に「彼と横浜F・マリノスの契約期間は来年1月まで」と報道。また選手本人は7日、自身のインスタグラムアカウントに東京都内のビル街の風景をアップした上で「日本での最後の日」と投稿していた。
『Torcedores』の報道によると、先週横浜F・マリノスはマルコス・ジュニオールの代理人と契約更新に関する交渉を行ったとのこと。しかしブラジル1部昇格を果たしたグレミオも7日の時点で選手サイドとの交渉を開始。グレミオ率いるレナト・ガウショ監督がウインガーの獲得をクラブ幹部に要望しているという。
また『Bola Vip』は「マルコス・ジュニオールはフルミネンセのライバルであるグレミオとサインを交わす準備ができている」と見出しをうち、同選手のグレミオ加入が近いと見解を披露。ただ一方で、ガウショ監督が来季もグレミオを率いるか不明とも伝えている。
マルコス・ジュニオールは、2019年にブラジル1部フルミネンセから横浜F・マリノスへ完全移籍。来日1年目から2桁ゴールを挙げてクラブのJ1優勝に貢献すると、昨季まで攻撃陣の中心選手として活躍。ただ今季は日本代表FW西村拓真(26)とのポジション争いで後れをとると、リーグ戦で11試合のスタメン出場に終わっていた。
現段階では横浜F・マリノスやグレミオが選手サイドに提示した契約内容が報じられていない。それだけに両クラブのマルコス・ジュニオールを巡る争いに注目が集まっている。
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