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甲府に脚光!浦和監督退任リカルド招へい報道に「天皇杯賞金1.5億円を…」

リカルド・ロドリゲス監督 写真:Getty Images

 明治安田生命J2リーグ・ヴァンフォーレ甲府は天皇杯で優勝。来季AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権を獲得した一方、吉田達磨監督が今季限りで退任している。その吉田達磨の後任として浦和レッズ指揮官を務めていたリカルド・ロドリゲス氏を招へいする可能性が報じられたことに、周囲から注目が集まっている。

 ヴァンフォーレ甲府は天皇杯で北海道コンサドーレ札幌やサガン鳥栖、アビスパ福岡、鹿島アントラーズとJ1クラブを次々と撃破。サンフレッチェ広島との決勝戦でPK戦の末に勝利し、J2所属クラブによる天皇杯優勝という歴史的快挙を成し遂げていた。

 ただ一方でJ2リーグではシーズン終盤に7連敗を喫するなど厳しい戦いを強いられ、18位でシーズンを終了。今季開幕前にJ1昇格を目標に掲げていたこともあり、先月18日に吉田達磨監督の退任が正式決定していた。

 そんな中、今月8日になってリカルド・ロドリゲス氏招へいの可能性が報じられると、ツイッターでは「これは面白い」、「斜め上いったなあ」、「リカルドは引手あまただな」といった声が上がっている。また「ACLあるからね」、「天皇杯優勝賞金の1億5000万円を優雅に費やすなあ」といった感想も見られている。

 リカルド・ロドリゲス氏は2020シーズンに徳島ヴォルティスをJ1昇格へ導くと、昨季は浦和レッズで天皇杯を優勝。今季もACLで決勝進出と結果を残したものの、J1リーグをはじめ国内のコンペティションでは苦戦。11月16日のアイントラハト・フランクフルト戦を最後に浦和レッズ監督を退任することが決まっている。

 天皇杯優勝により莫大な資金を手に入れたヴァンフォーレ甲府。ACL参戦により来季は過密日程となるだけに、監督人事や新戦力獲得への動きへの関心がより一層高まっている。