Jリーグ 北海道コンサドーレ札幌

札幌、スパチョークのタイ代表招集拒否か!川崎チャナティップも不参加へ

スパチョーク・サラチャット 写真:Getty Images

 サッカー元日本代表の本田圭佑率いるカンボジア代表は、来年1月にタイ代表との対戦を控えている。そのタイ代表の中心選手である明治安田生命J1リーグ・北海道コンサドーレ札幌所属MFスパチョーク・サラチャートやセレッソ大阪所属MFチャウワット・ビラチャードが、代表活動参加を認められなかったようだ。1日、ベトナムメディア『TIN MOI247』が報じている。

 タイ代表は今年12月20日から来年1月16日にかけて行われるAFF三菱電機カップ(東南アジアサッカー選手権)に参戦。昨年開催の東南アジアサッカー選手権では、川崎フロンターレ所属MFチャナティップ・ソングラシンや元横浜F・マリノス所属選手のDFティーラトン・ブンマタンらの活躍もあり優勝していた。

 そのタイ代表は、AFF三菱電機カップのグループステージでインドネシア代表やフィリピン代表と対戦するほか、来年1月2日にはカンボジア代表と激突する。

 そんな中『TIN MOI247』は「タイ代表に衝撃のニュース、東南アジアサッカー選手権連覇が困難な状況に」と見出しをうち、「日本でプレーする3本柱、チャナティップ・ソングラシン、スパチョーク・サラチャート、チャウワット・ビラチャードが大会に参加できない」

 「チャナティップは休養をとるためにタイ代表招集を辞退。他の2選手については、所属クラブがタイ代表への派遣に応じなかった」と報道。

 タイ代表のアレシャンドレ・ペルキング監督はスパチョークとチャウワットについて「東南アジアサッカー選手権の開催時期がFIFAの定める代表ウィーク期間外であるため、Jリーグクラブが招集に応じてくれない。我々は彼らの決定を受け入れるしかないんだ」と語るなど、落胆していたという。

 なおスパチョークは今年6月にタイ1部ブリーラム・ユナイテッドから北海道コンサドーレ札幌へ期限付き移籍。リーグ戦でのスタメン出場はないものの、ここまで7試合で途中出場で3アシストをマークしている。

 またチャウワットは今年6月にタイ1部BGパトゥム・ユナイテッドからセレッソ大阪へ期限付き移籍により復帰。ただ再来日後は公式戦での出場がない。