横浜FC所属のブラジル人MFハイネル(31)は、クラブのJ1昇格に貢献。川崎フロンターレやサンフレッチェ広島在籍時の思い出とともに、Jリーグで過ごした5年間を振り返った。29日、ブラジルメディア『グローボ』が同選手の言葉を伝えている。
ハイネルは2017年に川崎フロンターレへ加入すると、来日1年目にしてJ1リーグのタイトルを獲得。1シーズン限りで退団して一度ブラジルに戻ったが、2019年から3シーズンにわたってサンフレッチェ広島でプレー。昨季終了後に横浜FCへ加入すると、今季はJ2リーグで14試合に先発出場。シーズン終盤戦ではベンチスタートが多かったものの、それでもJ1昇格に貢献した。
そんなハイネルは母国メディアのインタビューに対応。今季の振り返りを求められると「(自分のキャリアで)初めてJ2でプレーしたけど、1年目でJ1昇格を果たせてとても嬉しいよ。僕自身が日本のトップレベルでプレーできる選手だと証明したからね」
「僕たちはシーズン通して(好不調の波が)激しかった。だけど開幕スタートダッシュに成功して、連勝もあった。素晴らしいシーズンを過ごしたんだよ」とコメント。自身のパフォーマンスに対する手応えをのぞかせている。
また今季まで5シーズンにわたりJリーグの舞台でプレーしてきたことについては「Jリーグでは、これまでとても素晴らしいサイクルを送ってきたよ。来日1年目でいきなりJ1優勝を果たして、自分の名前を川崎フロンターレの歴史に刻むことができた」
「その後の3年間は、サンフレッチェ広島で、つねにAFCチャンピオンズリーグ出場権やJ1優勝を争った。そして2022年には横浜FCでJ1昇格を果たしたんだ。日本での5年間をとてもポジティブに捉えているよ」と、満足感をあらわにした。
なおブラジルメディア『ランセ』が昨年12月に報じたところによると、ハイネルと横浜FCの契約期間は今季終了後までとのこと。横浜FCにはドイツ人GKスベンド・ブローダーセン(25)、ブラジル人DFガブリエウ(27)ら外国籍7選手が在籍しているだけに、去就に注目が集まる。
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