ベガルタ仙台は23日、明治安田生命J2リーグ最終節のブラウブリッツ秋田戦を0-0の引き分けで終了。モンテディオ山形が徳島ヴォルティス戦で勝利したためJ1参入プレーオフ圏外の7位に終わったが、伊藤彰監督の来季続投を求める声が沸き起こっている。
ベガルタ仙台は昨季のJ1リーグで19位に終わり、13シーズンぶりにJ2へ降格。昨年11月から指揮を執っていた原崎政人前監督のもとで今季に臨むと、序盤から順調に勝ち点を積み重ねてアルビレックス新潟や横浜FCとのJ1昇格争いを繰り広げていた。
しかし8月13日のJ2リーグ第31節・大宮アルディージャ戦で敗れると、リーグ戦5連敗。J1昇格争いから大きく後退する中、クラブは9月に原崎政人から伊藤彰への監督交代に踏み切った。しかしチーム状況が好転することはなく、9月25日にはJ1参入プレーオフ出場権を争うファジアーノ岡山相手に完敗。今月8日の第40節・アルビレックス新潟戦まで3連敗を喫すると、ブラウブリッツ秋田との一戦でも勝利できなかった。
それでもツイッター上では「伊藤監督を信じている!」、「伊藤監督とJ1へ戻ろう」、「伊藤監督は難しい時期から引き受けてくれて感謝しかない」と、クラブに伊藤彰監督との契約更新を求める声が数多く上がっている。
くわえて「伊藤監督に合った選手の獲得を」、「伊藤監督のリクエストに応える形で補強して」、「根本的にスカッドが足りていない」と伊藤彰体制のもとでの適切な補強を期待するコメントも寄せられるなど、「伊藤監督」がトレンド入りしている。
1年でのJ1復帰を果たせなかったベガルタ仙台。原崎政人監督の解任時には一部サポーターから反対意見が沸き起こっていただけに、クラブ幹部による監督人事の決断に注目が集まる。
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