日本代表MF堂安律(24)を擁するSCフライブルクは13日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)でナント相手に大勝。リーグアン(フランス1部)でも下位に低迷しているナントは、明治安田生命J1リーグ・鹿島アントラーズ前監督のレネ・ヴァイラー氏を招へいする可能性があるようだ。14日、ナントの専門サイト『MSV Foot』が報じている。
ナントは昨季のクープ・ドゥ・フランス(フランス国内カップ戦)で優勝し、今季のELグループステージ出場権を獲得。ただ今季は序盤から勝ちきれない試合が続くと、先月8日のELグループステージ第1節・オリンピアコス戦を最後に7試合つづけて白星から見放されている。
またELグループステージではここまで4試合を終えて1勝3敗。2位カラバフから4ポイント差の3位と決勝トーナメント進出が厳しい状況となっている。そしてリーグアンでも10試合を終えて1勝4分5敗と苦戦。2部降格圏内の19位に沈む中、今月15日の最下位スタッド・ブレストとの裏天王山に挑む。
そんな中『MSV Foot』は「スタッド・ブレスト戦はアントワーヌ・コンブアレ監督にとって決定的なものになる可能性がある」とし、コンブアレ監督解任の可能性を報道。
ナントBチームを率いるステファン・ツィアニ氏の内部昇格を予想する一方で「ナントの幹部は外部からの招へいも念頭に置いていることだろう」とし、ヴァイラー氏に監督就任オファーを提示している可能性があると伝えている。
ヴァイラー氏はアンデルレヒト指揮時の2016/17シーズンにジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部リーグ)優勝を成し遂げたほか、2019/20シーズンにはアル・アハリ指揮官としてエジプト1部リーグで優勝している。
また同氏は昨年から鹿島アントラーズを率いていたが、今年7月以降にJ1リーグで2分4敗と苦戦。8月上旬に鹿島アントラーズ監督を解任されていた。タイトルを獲得できずに鹿島アントラーズを去ったが、今度はリーグアンの舞台で日本代表FW伊東純也(29)やFW南野拓実(27)らと顔を合わせるかもしれない。
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