第3位:ナイキ(NIKE)
アメリカのスポーツブランド「ナイキ」。1995年からロゴマークに大きな変更があり「NIKE」の文字が消え、勢いのあるスウッシュ(Swoosh)と呼ばれるマークのみのデザインとなった。スポーツブランドらしさが倍増したように感じる。近年のスポーツミックススタイルの流行と共に、カジュアルファッションとしての品質も徐々に伸びていて、今後更にファッション需要も増加していくと予想する。
ナイキは現在(2022年)リバプール、ブライトン・アンド・ホーブ・アルビオン、トッテナム・ホットスパー、チェルシー、の4クラブと契約中。
過去は、2020/21にリバプール、2019/20にチェルシー、2018/19にトッテナム、2017/18にチェルシー、2013年から2018年まではマンチェスター・シティ。そして2002年から2015年までは、マンチェスター・ユナイテッドと約13年間の長期契約を結んでいた。
それを更に上回り、1994年から2013年まではアーセナルとの約19年間もの長~いお付き合いの経験がある。しかし、アーセナルは2014年からプーマ、そして現在のアディダスへと動いている。
第2位:アディダス(adidas)
ドイツのバイエルン州に本社を構える「アディダス」。プーマとアディダスは創業者が兄弟であることも知られる。アディダスの象徴である3本線は「スリーストライプス」と呼ばれ、数々のプレミアリーグのユニフォームでも強い存在感を放っている。
2012/13の日本代表のユニフォーム「結束の一本線」が発表になった際は、そのスリーストライプスに、更に線のデザインが加えられことに衝撃を受けた。それもあって個人的に日本代表ユニフォームは、当時のデザインが一番気に入っている。
アディダスは、現在最も多くプレミアリーグのクラブとの契約を結んでいるブランドだ。過去には、2015年から2022年までマンチェスター・ユナイテッド、2006年から2017年まで約11年ほどチェルシー、1995年から2000年まではニューカッスル・ユナイテッドと契約。更に以前は、1985年から1996年までリバプール、1986年頃から1994年までアーセナルとも長期契約を結んでいたようだ。
第1位:アンブロ(umbro)
アディダスがトップだろうと多くの方が思われたのではないか。第1位は「アンブロ」なのである!確かに過去のプレミアクラブの映像や写真を確認すると、さまざまな場面でロゴを目にする。
アンブロは1920年に設立されたイギリス生まれのブランドで、サッカーやラグビー用品を主に製造している。印象的な小話として、1930年頃のFAカップでアンブロのユニフォームを着用したマンチェスター・シティは試合に見事勝利し、その着心地感や品質の良さなどに対してアンブロの製造工場へわざわざ感謝状を送ったというものがある。シティは、1970年代から90年代にかけての非常に長い間、アンブロと共に二人三脚で歴史を刻んでいたようだ。
アンブロが他に1990年代から2000年代にかけて契約を結んでいたクラブは、ウェストハム・ユナイテッド、エバートン、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナム・ホットスパー、リーズ・ユナイテッドなど。1990年代に非常に勢いがあったようで、プレミアクラブ意外からのオファー(各国の代表ユニフォームなど)も数多く引き受けていたようだ。
参考文献:Classic Football Shirts/順位該当期間:1992~2022
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