Jリーグ ヴィッセル神戸

日本代表vsスペイン代表も担当か!神戸イニエスタがW杯で解説者デビューへ

アンドレス・イニエスタ 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグ・ヴィッセル神戸所属のMFアンドレス・イニエスタ(38)は、2018年のFIFAワールドカップ・ロシア大会終了後にスペイン代表を引退。解説者という立場でカタールW杯の試合を観戦するようだ。

 イニエスタは2006年のドイツW杯から4大会連続で出場。2010年の南アフリカW杯では決勝・オランダ戦で決勝ゴールをあげ、スペイン代表の優勝に大きく貢献していた。またEURO(UEFA欧州選手権)でも2度タイトルを獲得するなど長きにわたり活躍していたが、2018年のロシアW杯を最後にスペイン代表を引退。現在はヴィッセル神戸でプレーしている。

 そんなイニエスタにとって、カタールW杯はプロキャリアで初めてピッチ外から観戦する大会となる。その中、スペインメディア『Relevo』によると、同選手はスペイン国営テレビ『TVE』のカタールW杯中継番組に解説者として出演するとのこと。

 『Relevo』は「TVEによる豪華な契約」と見出しをうち、「イニエスタにとってテレビでの解説は初めての経験であり、ルイス・エンリケ監督率いるスペイン代表の試合で、彼の戦術的な知識をすべて提供することになる」と伝えている。

 なお日本代表の森保一監督は今年3月、カタールW杯抽選会終了後のインタビューで「スペインの倒し方はイニエスタ選手にたずねますよ。日本にはスペイン人選手がたくさんいます」とコメント。EFEスペイン通信社が「イニエスタがスペインのような強豪国を倒すためのスパイになる」と報じていた。

 その日本代表は日本時間12月2日未明にスペイン代表と対戦する。スペインはもちろん日本にも縁のあるイニエスタが、両国代表に対してどのような見解を述べるのか注目が集まる。