Jリーグ 北海道コンサドーレ札幌

ク・ソンユンの札幌復帰報道に反響続々!「義理堅いな」韓国で兵役終了

ク・ソンユン 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグ・北海道コンサドーレ札幌は、韓国代表GKク・ソンユン(28)の再獲得が確実と報じられているが、SNSでは同選手に対する称賛や感謝のコメントが数多く寄せられている。

 ク・ソンユンは2015年にセレッソ大阪からコンサドーレ札幌(現北海道コンサドーレ札幌)へ完全移籍すると、加入1年目からレギュラーに定着。2020シーズン途中まで正守護神として活躍したが、新型コロナウイルス感染拡大によりJリーグが中断すると将来的な兵役義務を見越して2020年5月にKリーグ1(韓国1部)大邱FCへ完全移籍していた。

 そして昨年2月から兵役義務により韓国国軍傘下の金泉尚武でプレーしていたが、今月7日に兵役期間を終了。兵役期間終了後は兵役義務開始前の所属クラブへ復帰するのが一般的だが、金泉尚武退団の翌日に大邱FCとの契約解除が公式発表されていた。

 またク・ソンユンは大邱FC退団の際、クラブ公式のビデオメッセージを通じて「ファンの皆さん、こんにちは。兵役期間が終わった後、個人的な事情で大邱FCと契約解除して、日本へ戻ることになりました」とJリーグ復帰を明言。すると10日になって、日本国内の一部メディアが同選手の北海道コンサドーレ札幌復帰確実と報じている。

 するとツイッターでは「ソンユンありがとう!」、「ソンユンお帰り!」といった声が上がっている。また「ここまで義理堅いか」、「GK争い活性化を期待」、「菅野孝憲の起用法どうなるのかな…」といったコメントも見られるなど、「ソンユン」がトレンド入りしている。

 なお北海道コンサドーレ札幌のゴールキーパー陣では、GK菅野孝憲(38)が今季リーグ戦でここまで27試合中21試合に先発出場。GK大谷幸輝(33)やGK中野小次郎(23)がバックアッパー1番手のポジションを争う構図となっている。