柏レイソル所属のブラジル人FWドウグラス(34)は3日、明治安田生命J1リーグ第28節・ジュビロ磐田戦でヒールキックからゴールを奪取。この同選手の芸術的なゴールが、日本国内のみならず海外でも注目を浴びている。
ドウグラスはジュビロ磐田戦で、FW武藤雄樹(33)とともに前線2トップの一角で先発出場。前半8分に右サイドからのクロスに打点の高いヘディングで合わせると、シュートはポストを叩く。そして前半23分、右サイドを突破した日本代表DF大南拓磨(24)がグラウンダー性のクロスを供給。ゴール前に走り込んだドウグラスが左かかとで合わせて、先制ゴールを叩き出した。
このシーンでは、大南拓磨のクロスに対するドウグラスのゴール前に入るタイミングがわずかに速かった。そのためクロスがほんのわずかにマイナス気味になったものの、ドウグラスはボールを左かかとに合わせている。
ドウグラスのゴールシーンに対して「オシャレだ」、「超絶スーパーゴール」、「えぐい」といった声がSNSで上がる中、ブラジルメディア『Torcedores』も「プスカシュ・ボレー?ドウグラスが日本で印象的なゴールを決めた」と紹介。
記事内でゴールに至るまでの過程が説明されているほか、「このゴールの難易度の高さに、日本ではすでにドウグラスが世界で最も美しいゴールに贈られるFIFAプスカシュ賞にノミネートされるためのキャンペーンが始まっている」と綴られている。
なお柏レイソルは、ドウグラスと武藤雄樹のゴールで前半を2-0で終えたが、後半に2失点。J1最下位ジュビロ磐田相手に2-2の引き分けに終わっている。
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