アビスパ福岡所属のカメルーン代表FWジョン・マリ(29)が4日、自身のツイッターアカウントを更新。3日の明治安田生命J1リーグ第28節・名古屋グランパス戦で自らのプレーに対する主審の判定に不満をあらわにしている。
ジョン・マリは2-3で迎えた後半30分、MFジョルディ・クルークス(28)に代わって出場。後半36分にスルーパスに反応し相手選手の裏に抜け出したが、DF藤井陽也(21)の身体を張った守備を前にシュートを打つことができなかった。
そして後半38分にはコーナーキックに対して、ペナルティエリア内で日本代表MF稲垣祥(30)と競り合う。この時、ボールは稲垣祥の手に触れているように見えたが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)介入の結果、ハンドはなかったと判定される。
さらに後半40分にもペナルティエリアへのクロスで両チームに選手が競り合った後、ボールがブラジル人DFチアゴ・パグヌサット(32)の左腕に接触。ジョン・マリはこのこぼれ球を拾ってシュートを放ったが、ポストに弾き返された。またチアゴのプレーに対してもVARが介入したが、結局ノーハンドの判定で試合は再開されている。
するとジョン・マリは試合翌日、後半38分と40分のシーンの静止画をアップ。「ハンドで2度も僕のゴールが無くなった。僕のチーム(アビスパ福岡)にとって公平な試合と言えるのか?疑わしい」と投稿すると、アビスパ福岡サポーターから「そうだよな」、「私も公平だとは思わない」と賛同の声が上がっている。
また「シーズン最後までサポートするよ!」、「応援している」、「信じているよ」と同選手に対する励ましのコメントも数多く寄せられている。
なおこの一戦では、キックオフ直後にアビスパ福岡所属GK永石拓海(26)とDF宮大樹(26)が激突して倒れ込んだにもかかわらず、主審がプレーを止めずに名古屋グランパス所属DF森下龍矢(25)のゴールが認められたことが話題に。
そして前半21分にはアビスパ福岡所属FWルキアン・アラウージョ(30)による非紳士的なプレーからMFジョルディ・クルークス(28)がゴールを決めたことでも議論を呼んでいる。
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