アーセナルが、PSVに所属するオランダ代表FWコーディ・ガクポ(23)の獲得を狙っているようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。
PSV下部組織出身で2018年にトップチーム昇格を果たしたガクポは抜群のスピードや卓越したボールコントロールを生かしたドリブル突破、決定力を兼ね備えるウインガー。日本代表MF堂安律らとポジションを争った昨季はエールディヴィジ27試合の出場で12ゴール13アシストの数字を残すと、今季も公式戦8試合で4ゴール6アシストを記録している。
そんなガクポに対して、コートジボワール代表FWニコラ・ペペをニースに放出したアーセナルが関心を示しているという。ただ、同選手にはサウサンプトンも獲得に動いており、移籍金2100万ポンド(約24億4000万円)のオファーは2500万ポンド(約29億円)を要求するPSVの希望額に満たなかったため、拒否されたと『スカイ・スポーツ』のロッド・ドレステ記者は伝えている。
なお、ガクポにはマンチェスター・ユナイテッドも関心を示していたが、本命であったアヤックスのブラジル代表FWアントニーを獲得したことからその可能性は低くなったとみられている。移籍市場閉幕が近づくなかで、ガクポは今夏にステップアップするのだろうか。
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