プレミアリーグ アーセナル

ペペの退団近づくアーセナル、後釜はウルブスFWか。1カ月以上前から交渉

ペドロ・ネト 写真:Getty Images

 アーセナルが、ウルバーハンプトン・ワンダラーズに所属するポルトガル代表FWペドロ・ネト(22)の獲得に興味を示しているようだ。イギリス『アスレティック』が伝えた。

 クラブ史上最高額で獲得したコートジボワール代表FWニコラ・ペペにニース移籍の可能性が浮上しているアーセナルは、レンタルで放出した場合の後釜としてネトをトップターゲットに設定しているという。そして、アーセナルは1カ月以上前から交渉しており、取引が可能かどうかを探っているようだ。

 ただ、プレミア唯一の開幕3連勝を達成したアーセナルは今夏にブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスやウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコなどを獲得。大金を手にするほどの選手売却が見込めないこともあり、ファイナンシャルフェアプレー(FFP)の制限を意識しているようだ。

 2019年にブラガからウルバーハンプトン入りしたネトは抜群のスピードと卓越したボールコントロールを活かしたドリブルに加え、左足の正確なキック制度も兼備するウインガー。昨年4月にヒザを負傷した影響で昨季はほとんど欠場していたが、今年3月にウルブスと2027年夏までの新契約を結ぶと、今季もここまで3試合に出場している。