明治安田生命J1リーグ・サンフレッチェ広島所属のDF塩谷司(33)が24日午後、自身のツイッターアカウントを更新。フリマアプリ「メルカリ」で自身の直筆サイン入りグッズが高額転売されていることに反応すると、SNSで転売ヤーに対する批判の声が上がっている。
塩谷司は「ご家族みんなでサッカーを楽しんでいただき、スタジアムで思い出を作ってほしい」という思いから、今年7月以降のホームゲームで1試合あたり家族50組を招待。サンフレッチェ広島は「塩谷司シート(通称シオシート)」を設置し、観戦記念として「フォトフレーム付き直筆サイン入り写真(A4サイズ)」や「アクリルキーホルダー」などをプレゼントしていた。
事の発端は、サンフレッチェ広島サポーターによるツイート。メルカリで「サンフレッチェ広島2022 塩谷司 直筆サイン入り写真パネルA4」が13333円で販売されていることに対して、怒りをあらわにしていた。
このツイートが瞬く間に拡散されると、塩谷司本人が反応。「これはショックすぎる」、「まあどうするかはもらった人の自由ですよね! 買おうかな笑」と投稿している。
すると塩谷司のツイートには「転売ヤー許さない」、「家族の思い出を売る行為が理解できない」、「本人にこんなツイートさせるな」といった批判が寄せられているほか、「メンタル強い」、「大人な対応」、「男前すぎる」と同選手への称賛のコメントも寄せられている。
なお塩谷司は昨年10月、UAE1部アル・アインからサンフレッチェ広島へ復帰。昨季J1リーグ5試合に出場すると、今季はここまで19試合に出場するなど主力選手として活躍している。
また今月20日のJ1リーグ第26節・ガンバ大阪戦は怪我により欠場。試合後には自身のインスタグラムアカウントで「シオシート スタジアムで楽しい思い出を作ってほしいと想い昨日の試合からシオシートを設置しました!」
「500組を超える多くの方に応募していただきました。50組しか招待できませんでしたが皆さんからの応援メッセージは全て読ませてもらいました!」
「残念ながら怪我でピッチに立つことはできませんでしたが思い出に残るような素晴らしい試合だったと思います!僕も1日でも早く怪我を治してチームに貢献できるようがんばります!!」とコメントを残していた。
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