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STVV岡崎慎司が次節ゴール予告!現地紙「監督は補強要請を容認されて…」

岡崎慎司 写真:Getty Images

 元日本代表FW岡崎慎司(36)がシント=トロイデンVV(STVV)でのデビュー戦後、次節でのゴール奪取を公言した。21日、ベルギー紙『Het Belang Van Limburg』が伝えている。

 岡崎慎司はかつて清水エスパルスやマインツ、レスター・シティなどに在籍。2019年9月から2シーズンにわたりSDウエスカでプレーすると、昨年8月31日にスペイン2部カルタヘナへ加入。2021/22シーズンはリーグ戦で32試合に出場したものの、スタメンに名を連ねたのはわずか9試合に。2ゴール1アシストという結果を残せなかった。

 そんな岡崎慎司は、今月8日からSTVVのトレーニングに参加。日本代表FW林大地(25)の負傷離脱もあり19日にSTVV加入が正式決定すると、20日のジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)第5節・KVオーステンデ戦でいきなり先発出場。移籍後初ゴールこそ持ち越しとなったが、フル出場で勝利に大きく貢献した。

 同選手は試合後、地元メディアのインタビューで「ここにいることが幸せですし、勝利で自分の新たなキャリアをスタートできてうれしいですね。クラブも監督も僕のことを信頼してくれていますし、家族のように感じています」とコメント。

 デビュー戦での自身の出来を聞かれると「良くも悪くもなかったですね。チームのためにかなりハードワークしましたけど、もっと良くならないといけません。次の試合で初ゴールを決めたいですね」と語った。

 また『Het Belang Van Limburg』は岡崎慎司のSTVV加入について、「ベルント・ホラーバッハ監督にとって、このような選手を起用できることは紛れもない貢献である。特にアンデルレヒト戦で敗れた後、クラブ幹部に対する補強の要請が容認されたから尚更だ」と綴っている。

 STVVは28日、今季2勝目をかけてKVメヘレンと対戦する。元日本代表MF香川真司(33)と岡崎慎司の揃い踏みにより、日本国内でのSTVVに対する関心がさらに高まっている。